開成町 田舎モダン

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神奈川県開成町のタウンブランディング。

足柄平野のまんなかにある開成町は東日本でいちばん小さい町です。
そのサイズに反して、とても元気がいい。
自治会活動が活発でコミュニティがしっかりしている。
人口は右肩上がりで、子供の数も増えている。
少子化のこのご時世に小学校が新設されるほど。

何かをする必要があるのか?と思えるほどうまくいっている。
でも、もっと元気になりたい。日本一元気な町になりたいのだそうだ。
町民も、もっと増やしたいのだそうだ。

タウンブランディングで大切なのは、
新しい価値を外から持ってくるのではなく、
もともとそこにある価値を掘り起こし、磨き上げること。

開成町には、田んぼや川辺、箱根連山などゆったりとした風景がある。
かと思えば、開成駅を中心とした新興エリアには都市的な便利さもある。
小さな町だから、田舎とモダンを行ったり来たりできる。

だから、田舎モダン。


3年がかりの取材や撮影、打ち合わせで実際に何度も足を運んでますが、
なんとも言えない心地よさのある町です。

「ブランドは細部に宿る」の言葉どおり、
大きいものから小さいものまで本当にいろんなものをつくっています。
それこそ、封筒や名刺、メモ帳にゴミ袋まで。

ブランディングの成果は少しずつでているようですが、
さて、いつ日本一元気な町になるでしょう。


Copy:平山英一郎

Art Direction:イシザキミチヒロ
Photo:豊田佳弘